「紙が足りない!」
というニュースが、最近ちらほら見かけます。
印刷用紙不足しているみたいで、一説には年度末で需要が増えているところに、更に今年は5月1日の平成からの新元号特需で、紙が不足してしまっているようです。
紙がないので印刷できない、いくつかの印刷会社が印刷物の受注を一時停止しているという話らしいです。
そんなに紙が不足していることはつゆ知らず、3月上旬に画用紙を購入しました。
まずは、みんな大好きアマゾン検索!
欲しいのは、画用紙 四つ切りの100枚、色画用紙じゃなくて普通の白です。
手元にあった画用紙を入れていた包装紙に「Drawing Paper New Kent 新ケント No.1014 100枚」と書かれていました。
インターネットで検索してみると、どうも埼玉県和光市の本社のある株式会社オリオンという会社が作ったものでした。
水彩だけでも「ワーグマン」「セザンヌ」「プリタリア」「トルション」「シリウス」「バンブー」、たくさん種類があって、なんのことやらです。
ただ、手元にあるものとと同じものは見当たりませんでした。
さて、どうやって購入するかですが、文房具や画材店なんてものは近くにありませんし、やっぱり今の時代はインターネットショッピングです!
まずは、みんな大好きアマゾンAmazon.co.jpで検索です。
早速「画用紙 四つ切り 100枚」で検索してみました。
さすがアマゾンさんです。たくさん検索結果に出てきました。
検索結果の中には、欲しい100枚入りでなくて、10枚入りや5枚入り含まれていたので、別に5枚でも10枚でも良いのですが100枚になるように補正して…検討した結果、この2つを買ってみました。
- キョクトウ 画用紙 特厚口 四ツ切り 100枚 KE1704 1,269円
- エスケント 水彩紙 美術キャンバス No.310 四切 100枚 331004 2,454円
※2019年3月時点
キョクトウの方は、Amazon’s Choiceだったので選びました。
エスケントの方は、お値段がキョクトウの2倍なので高いのですが、紙の厚さが同じくらいなもので選択しました。
購入する時に実物を見れないので気をつけたのは、1枚の画用紙がペラぺラだと、水彩とかでまずいので紙の厚さを確認するようにしました。
同じ「四つ切り」でも寸法が違う?!
購入した画用紙が到着しました。早速開封です。
まずは、キョクトウの方です。
印象として一般的な画用紙です。もともと家にありました冒頭のオリオン 新ケント紙と遜色ないです。
価格も1,216円ですし、100枚入りなので1枚あたり約12円ですから満足です。
エスケントの方は写真だと分からないのですが、先程のキョクトウの方と比べて、やはりお値段相当の高級感があります!
表面はキャンパスのように加工が施されていて、色も写真では白に見えるのですが、実際にはクリーム色です。ほんとキャンバスのような感じです。
さて2枚を重ねてみると「アレッ?」少しサイズちがう!
そうなんです、2つを合わせてみると紙の大きさが少し違うんです。
後者のエスケントとの方が、約1センチ程大きいサイズでした。
注文するときには、ぜんぜん気づいていなかったのですが、
表のように、それぞれの画用紙を比較すると、ちょっとだけエスケントの方がサイズが大きいです。
キョクトウ | エスケント | |
サイズ | 四ツ切り 381mm×540mm | 4切判 392mm×542mm |
紙の厚さ | 0.33mm | 0.34mm |
どうして画用紙で違う大きさになっているかを調べてみましたところ、分かりました
4つ切りにされる前の元となる紙、いわゆる全紙が違うからなのです。
少し小さいキョクトウの方は、サイズが765mm×1,085mmのB列本判という全紙から4つ切りされたものです。
一方の、エスケントは、サイズが788mm×1,091mmの四六判という、先程のB列本判より大きい全紙から4つ切りされたものです。
B列本判は日本独自の規格ですが、B列本判も四六判も両方共に、JIS規格に定められています。
キョクトウ | エスケント | |
規格 | B列本判 | 四六判 |
全紙 | 765mm×1,085mm | 788mm×1,091mm |
四つ切り | 381mm×540mm | 392mm×542mm |
元々の全紙の大きさが違うから、四つ切りしたときのサイズが違うわけです。
多少サイズは違いますが、
安いキョクトウでも十分使えそうです。