2019年の「第96回春陽展」東京展、六本木にある国立新美術館で春陽展が開催されました。
その時の模様をレポートします。
- 2019年4月17日(水)~29日(月) 国立新美術館(東京・六本木)
地下鉄「乃木坂駅」から歩いて、国立新美術館の「春陽展」へ
地下鉄 千代田線「乃木坂」駅から国立新美術館の乃木坂入口へ歩いて向かいました。乃木坂駅の青山霊園方面 改札から出て、6番の出口から出ると、国立新美術館へ直結しています。このルートは駅から国立新美術館の入口までの間は屋根付きなので、雨の日でも傘をささないで国立新美術館へ入ることができる点がうれしいポイントです。
幸いに当日は雨なく、4月にしてはとても暖かい気温25度を超えるポカポカ陽気でした。
駅から地上に出ると、すぐに目の前が国立新美術館の乃木坂入口です。
地上に上がった左手にはチケットの券売所です。春陽展は入場有料で、国立新美術館では一般700円(大学以下は無料)。春陽展の招待券を持っていますから、そのままスルーして、乃木坂入口から美術館内に入りました。
国立新美術館の2階が春陽展 絵画部の展示
館内に入って電子案内板で確認すると、春陽展は2階と3階の展示室です。
絵画部と版画部でフロアが分かれて、2階が絵画部で、3階が版画部です。
春陽展以外は、企画展が2つでした。ひとつは「トルコ至宝展 チューリップの宮殿 トプカプの美」(企画展示室2E)。もうひとつは「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」(企画展示室1E)でした。平日でしたが、有料の企画展にはそれなりに人が入っていました。その他に「光風会展」(展示室1A~1D)、「全国公募書道展」(展示室3A)。
長いエスカレータで2階へ上がったすぐのところが春陽展 絵画部の入口でした。早速中に入ると、受付は2名の方で対応されていましたので、招待券をお渡しして入場です。受付では「会場案内」と「絵画部早見表」を受け取りました。
受付でもらった「再入場券」で気づいたのですが、右下に来年の「第97回春陽会 2020 招待券」がついていました。この招待券で、来年の春陽会が無料で入場できるようです。
でも、この「招待券」の存在を一年後に思い出すのは中々難しいのでは?!
第96回春陽展 脇田六瓶の作品「あそぶ2019-3」
2階展示室は、41コマに区切られていました。一般公募の方は2つの作品を出展する方もいましたので、上下2列展示のところも結構ありました。
広い展示室を歩き回ると疲れてきますが、椅子が 展示室内にも所々に置いてありましたので、時々休憩できるので助かりました。
脇田六瓶の作品は、比較的受付に近い側15番の角に展示でした。
写真が今回の作品です。
- タイトル :あそぶ2019-3
- 製作年 :2019年
- サイズ :F100号
- 技法・材質:油彩・キャンバス
各地の春陽会研究会を紹介されていました。
展示室と展示室をつなぐ通路に、全国各地の春陽会研究会活動を紹介するスペースが設けられていました。
①北海道研究会
②福島研究会
③栃木研究会
④群馬研究会
⑤東京研究会
⑥神奈川研究会
⑦山梨研究会
⑧静岡研究会
⑨信州研究会
⑩南信研究会
⑪富山研究会
⑫中部研究会
⑬関西研究会
⑭山陰研究会
⑮九州研究会
版画部の研究会も紹介されていました。
⑯北海道研究会(版画部)
⑰東京研究会(版画部)
⑱中部研究会(版画部)
⑲関西研究会(版画部)
次は「令和」最初の「春陽展」 愛知県美術館ギャラリーです。
2019年4月の国立新美術館では、「平成」最後の春陽展でした。
次は、2019年5月の愛知県美術館ギャラリーです。新しい時代「令和」となりまして、「令和」最初の春陽展です。
- 2019年5月21日(火)~26日(日) 愛知県美術館ギャラリー(愛知芸術文化センター8階)
- 2019年6月4日(火)~9日(日) 大阪市立美術館