脇田六瓶のアトリエで所蔵している春陽会の画集は、約40冊ほどあります。一番古いものは、1969年(昭和44年)の第46回です。1969年(昭和44年)から2019年(令和元年)の画集ですから50年、なんと『半世紀』です。
初期の頃は中部の112作品だけで画集が出来ているので、今の画集と比べると薄いものとなっています。
第69回 1992年(平成4年)までは作品の写真は白黒ですが、ほとんどがキャンバスを塗りつぶして違う作品になったりして今は手元にない作品ですから、白黒でも貴重です。第70回記念画集からは、待望のカラーです。
途中までは、画集の作品掲載順がアイウエオ順じゃなかったので、脇田六瓶作品を探すのは大変でした。たとえば第56回は、一生懸命探しても全然作品を見つけられなくて本当に諦めかけたところ、画集の頭に「脇田六瓶 不出品」のメモ書きを発見!ずっこけました。
途中の画集からアイウエオ順になったので探しやすかったです。
では、約40冊の「春陽会画集」と、脇田六瓶の出展作品を紹介しますので、作品が変わっていく様子をご確認ください。